メーリングリスト宛に送信

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メーリングリスト(以下、ML)を活用した誤送信事例も多数あります。

メーリングリストは、特定の話題に関心を持つグループ内で情報交換をする際に利用されています。たとえば、ビジネスメールの誤送信に興味を持つ人が情報交換をするMLがあるとします。そこに登録している人は、お互い意見を交換し、見識を深めることが出来ます。
この情報交換を円滑にするために、MLの代表アドレスに送ったら全登録メンバーにメールが転送されるようになっています。MLから退会をしたら、メールの転送もストップします。そのため、常に全員に漏れなく連絡が出来る便利なツールです。

企業内でも、営業部全員のMLを作ったり、プロジェクトごとに社外のメンバーとMLを作ることも珍しくありません。

このMLをメルマガ配信用に活用することもあります。MLに投稿できる人は、Aさんのみ。その他の人は投稿が出来ない。このように設定しておくと、Aさんからのメルマガのような活用方法が出来るのです。では、この投稿者を限定していなかったらどうなるでしょう。メルマガの受信者が返信をしてしまったら、それが他のメンバーにも届いてしまうのです。このMLの設定ミスによる誤送信事例をご紹介しましょう。

誤送信の事例

2014年5月21日に特定非営利活動法人市民福祉団体全国協議会で、「受信されたお客様が本メールにご返信されるとお客様を含めた全員にメールが送られてしまい、その結果として一部の方のメールアドレスがメーリングリストに表示してしまうという事態に至りました。」とのプレスリリースが発表されています。

5/21メール誤送信に関するお詫びとご報告(2014年5月21日|特定非営利活動法人市民福祉団体全国協議会のウェブサイト)
http://seniornet.ne.jp/news/news-1284

その後すぐに設定のミスに気が付き、設定の変更はおこなっているようです。MLに投稿できる人を限定していなかったというもので、この誤送信もMLの設定ミスという人為的なものです。

ちょっと検索をしてみると、同様の誤送信事例は多数出てきます。

メーリングリストへの誤配信について。(2014年10月27日|新日本スポーツ連盟北海道テニス協議会)

その他にも、MLへの誤送信事例は多数あります。送信者のみに返信したと思っていたのに、MLに投稿してしまっていた。公にしたくない発言をMLに投稿してしまい、トラブルになったという話もあります。宛先をMLにしてしまうと、その発言は一斉に届いてしまいます。宛先が正しいかも常に確認する必要があります。

誤送信対策のヒント

送信先を事前に確認をすることでも有効です。さらに有効なのは、ML専用フォルダを作っておくことです。通常の1対1のメールと混同しないためにも、格納場所を変えてみましょう。


平野友朗

平野友朗

株式会社アイ・コミュニケーション 代表取締役
一般社団法人日本ビジネスメール協会 代表理事

年間の研修登壇回数140回以上、著書は23冊。ビジネスメールに関する取材を400回以上受けるビジネスメール教育の第一人者。認定講師の養成を手がけ、「ビジネスメール実務検定試験」を立ち上げるなど、ビジネスメール教育の普及に尽力している。

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