上司宛のメールをお客さまに

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自分が以前、ネット系のコンサル会社にいた時のことです。

お客様からのメールの返事を後回しにし、上司からのメールを先に返信をしたところ、間違ってお客様宛に送ってしまいました。

その内容は、自分がどのようにしてお客様と契約にしているかが詳細に書かれており、お客様名も含まれたものでした。

また、そのお客様は、当時、案件をご提案中の状態で、具体的な話を進めているわけではなかったにも関わらず、メールの文面には本契約締結後の内容にも触れてしまっていたので、「強引に契約させられる」という気持ちを持たれたと思います。

その後、すぐに電話での謝罪を行いましたが、誤送信した事で信頼を失い、そのお客様からはお断りの返事が届きました。(25歳/男性)

ビジネスメール講師・ 長野裕香 より

メールで信頼を失う、お客様や取引を失う…。よく聞くお話です。メール作成画面を複数立ち上げていたら、入れ替えて文面を書いてしまいそうになるんですよね。対策の1つとして、送信前に宛先の確認を行うことは、ほかの事例と同じ。しかし、相手のメッセージに会話形式で返信する「引用返信」の方法を利用すれば、こうした失敗を避けることができるでしょう。


長野裕香

オフィスミカサ 代表 長野裕香

元、市職員。情報システム部門に約10年在籍。市民、市役所内部、大手企業の担当者等、さまざまな相手と、メールでやり取りを行ってきた経験から、メールの重要性を痛感。現在は講師として、講演や執筆などでビジネスメール教育の普及を行う。これまでの送受信実績は10万通を超える。

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